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次につながる打席

開幕2連敗で迎えた第3戦。この日も神宮球場でヤクルトスワローズとデーゲーム。ただ、昨日と違ったのは朝から上空に立ちこめた鉛色の雲・雲・雲。天気予報でも降水確率が60%でした。

気温そのものはそれほど寒くなかったのですが、とにかくゲームがあるかどうか、あるとしたらコンディションがどうかが心配でした。

幸い、試合前練習の間は雲が多い割には空も明るく当分は何とか持ちそうな様子でした。

jinguu060402_1.jpg昨日と同じように、スワローズの打撃練習終了間際になってベンチ前でアップをはじめたタイガースの選手達。もちろん、濱中選手の姿もその中にありました。

元気にアップを終えた濱中選手は、昨日同様まずはキャッチボール、そしてライトでのノックを受けていました。
ノックの際には、一度ボールを追いかけて走る林選手とぶつかりそうになってハッとしましたが、幸い何ともありませんでした。

jinguu060402_2.jpgその後も右に左にとボールを追いかけていましたが、足取りも軽やかでしたし、グラブ捌きも見事なものでした。ボールを追いかけて背走するのも落下点へと一直線に向かっており、フェンスオーバーになるようなボールもいいところまでしっかり追いかけていました。

ノックを終えた濱中選手は、そのままベンチへ。しばらくして、バットを持って現れました。今日もティーバッティングのお相手は和田コーチ。

jinguu060402_3.jpgいつもと少し違ったのは、テークバックからスイングに入るまでの瞬間にためを作ろうとしているのか、和田コーチがわざとボールを投げるタイミングを遅くして、何度もゆっくりと打っていました。

かと思えば逆に、下半身を固定したままで、素早く何球も続けてボールを打ち返したり・・・
何やら和田コーチなりのチェックが入ったようでした。

そして続けてフリーバッティング。
昨日の好調ぶりに比べると今日は何本か柵越えするものの、打ち損じも何度かあって、「大丈夫?」なんて思ってしまいましたが、それもこれも和田コーチからアドバイスされたことを実践しながらだったからかもしれません。

フリーバッティングを終えた濱中選手は再びグラブを持ってライトの守備位置へ。中村豊選手と並んでフリーバッティングで飛んでくるボールを追いかけていました。

ここでも結構軽快なフィールディングが見られましたよ。

jinguu060402_4.jpgしばらくすると、守備位置を離れてセンターのバックスクリーン前に設置されたネットの後ろに・・・
そこに腰を下ろした濱中選手は最初は両手にダンベルを持って上腕を中心に運動。そして続けて両方の肩をストレッチ。特に右肩を入念にやっていました。腕立て伏せをはさんで今度は続木トレーニングコーチによる他動的なストレッチ。続木コーチが力を入れて右肩をしっかり動かしていましたが、その間も痛そうな表情などはみじんも見られませんでした。

腰を上げた濱中選手はそのまま二塁上へ。ベースランニングです。昨日より軽めにですが、何本か走って、ベンチへと戻りました。

jinguu060402_5.jpgタイガースのバッティング練習が終わり、いよいよ試合も近づいてきました。スワローズのシートノックが始まって少しすると、タイガースの選手も皆、三塁ベンチ前に出てきてキャッチボール開始。
濱中選手は今日も昨日と同じように、赤星選手と中村豊選手相手に1対2でキャッチボールをしていました。

そしてシートノック。
全力での返球を何本かこなして、試合前最後のノックを締めくくっていました。ベンチに戻る駆け足も軽やかな足取りでした。

今日の濱中選手もベンチスタート。試合は前の2戦とはうってかわって一方的なタイガースペースの試合。
先発の江草投手も調子よく、要所を締めて8回まで散発4安打で完封。9対0で9回表の攻撃を迎えました。
1アウトランナーなしになって8番の矢野選手がバッターボックスへ。誰もが江草投手の完投を信じていましたが、濱中選手がネクストバッターズサークルへ・・・

矢野選手も倒れて2アウトランナーなしの状況でしたが、濱中選手が代打としてコールされました。
歓声も大きかったのですが、中には「完投でいいのに~」と言う声があったのも確かでした・・・。でも岡田監督の中には昨日サヨナラの押し出し四球を出してしまった久保田投手に楽なシーンで投げさせたいという気持ちもあったのかも知れません。

僕としては正直、今日の試合展開では濱中選手の出番があるとは思っていなかったので、出てきてくれただけでも大興奮。

すぐにあわててカメラを取り出してシャッターチャンスを待ちました。

打席に立った濱中選手は果敢に初球を打ちに出ました。
濱中選手のバットから放たれたボールは高々と右中間に舞い上がりました。

jinguu060402_6.jpg

球場中のファンがハッと息をのみその打球の行方を追いました。
「行け~」
僕も強く念じましたが、フェンス直前でライトの宮出選手にナイスキャッチされてしまいました。うーん、残念・・・
ほんのもう少しで入るところでした。
このとき風はレフト向きに吹いていて、これがライト方向への風なら間違いなく入っていたのですが・・・

本当に残念でしたが、濱中選手らしいいい当たりが見られました。
「次こそきっとやってくれる!」そう確信させてくれるような当たりでした。

次の広島シリーズが楽しみです。

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