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誕生日にシートノック開始

今日は、7月9日。
そう、濱中選手の誕生日。

この記念すべき日に、復帰後初のライトでのシートノックが開始される・・・そう聞いたら駆けつけないわけにはいきません。
試合前練習に間に合うように新幹線に乗り名古屋へと向かいました。

nagoya050709_1.jpgナゴヤドームに入るとすでにそこにはキャッチボールをしている濱中選手の姿がありました。いつものように長袖に友情グラブ、帽子を脱いで何度も何度も長い距離を投げる濱中選手の姿です。

汗をぬぐいながらキャッチボールを続けていましたが、ゆっくりとその距離を縮めてキャッチボールを終えると脱ぎ捨ててあった帽子を拾うとそのままノックを受けようとライトの方に走ろうとしました。

ただ、すぐにコーチから声を掛けられレフトに移動するように言われて方向転換。レフトの守備位置でノックが開始されました。

nagoya050709_2.jpg
何度かレフト前のボールをキャッチしてはそのままバックホームして、その後は大きなフライを何度も打ち上げてもらっていました。

縦横無尽に走り回ってボールを捕り、返球する動作はかなりスムースで守備での復帰への順調な回復を思わせるものでした。

ノックの後はセンターのネットを張った位置に移動してストレッチしたりしばらく休んだりしていました。

思い立ったようにその場を離れた濱中選手は、内野の方に走ってきてグラブと帽子を置くと、二塁キャンバスへ。そこで走塁練習開始。何度かフリーバッティングの打球に合わせてスタートを切ったり、二塁に戻ったりしていました。
途中で吉竹コーチとしばらく何やら話をして、また練習。そして福原コーチとも何か話していました。
走塁についてのアドバイスを受けているようには見えませんでしたので、もしかすると行われる予定のシートノックについて、何か言われていたのかも知れませんね。

走塁練習を終えた濱中選手は一旦ベンチの奥へ・・・

nagoya050709_3.jpgそしてしばらくして表れた濱中選手は右手にヘルメット。
左手にバット2本とバッティンググラブを持っていました。

驚いたことにアンダーシャツを半袖に替えて左手には背番号の入った黒いリストバンドが・・
今年は肩を冷やさないように半袖姿になることはないかと思っていたのですが、こうやって暑い日の練習では半袖姿になっているのは肩の調子が良いのでしょうね。

バックネットの方に歩く濱中選手にスタンドからは「お誕生日おめでとう!」の声援。濱中選手は恥ずかしそう微笑みながら何度もスタンドに頭を下げていました。

そして和田コーチと一緒にティーバッティング開始。

途中で流れる汗をリストバンドでぬぐいながら、最初はチームの練習用バットで、そして途中からは自分の赤い練習用バットで繰り返しティーバッティングを続けていました。


nagoya050709_4.jpgティーバッティングを終えた濱中選手は、自分でそのボールを片づけ、そのまま振り返ってバッティングケージのところへ。
ちょうどフリーバッティングを行っていた鳥谷選手の打撃をしばらく見つめていました。

鳥谷選手のフリーバッティングが終わりケージが空くと、濱中選手がヘルメットをかぶってケージ内へ。フリーバッティング開始です。

バント練習とバスターをしてから、ドンドン打ち始めた濱中選手の打球は右へ左へ・・・そしてフェンスオーバーやヒット性の当たりなどいたるところへと放たれていました。

バッティングを終えた濱中選手はダッグアウトへ。

タイガースのバッティング練習が終わって今度はドラゴンズの守備練習。
そしてこの途中で長いアンダーシャツに着替えた濱中選手はグラブを持ってグラウンドに戻ってきました。

赤星選手相手にしばらくベンチ前でキャッチボール。
ドラゴンズのノックが終わると守備位置へと走り出そうとしたのですが、途中ドラゴンズの森野選手を見つけると挨拶をして固く握手。森野選手もきっと同期の濱中選手の状況を気にしてくれていたのでしょうね。
少し言葉を交わした後、ライトの守備位置に向かう濱中選手に今度は同じく同期のチームメイト関本選手が笑顔で一言二言。

そしてそのままライトの守備位置に着いた濱中選手。最初はノック前にセンターの赤星選手とキャッチボール。
そしていよいよノック開始。
いきなりライトへと打ち込まれたノックボールは一塁線を抜ける二塁打性の当たり。クッションボールの処理です。
nagoya050709_5.jpg最も深い位置からの返球でしたが、カットに入った関本選手にしっかりと返球できていました。昨年、藤本選手がかなり深い位置までカットに入っていたのを思い出したのですが、この日の関本選手の位置は通常の位置でしたよ。

そしてこの後はライト前の当たりをバックホームしたり内野に返したり・・・
桧山選手やスペンサー選手に混じってしっかりシートノックを受けていました。正直、見ているときは一球・一球にかなり緊張してしまったのですが、濱中選手本人は難なくこなしていたという印象でした。

ライトでの守備を終えた他の2選手はそのままベントへと引き上げたのですが、濱中選手だけは方向を変えて一塁の方へと。そのままシーツ選手の後についてボールの受け渡しをしたり何度か一塁で送球を受けたりして、一塁手としての練習もわずかながらしていました。

時間にしたらほんの5分あまりの短い時間でしたがそれでも試合前のシートノックに参加できると言うこと・・・そのことの意味を考えると本当に感慨深い時間でした。
もう打撃の面では不安はありません。そして今日、ついに守備でも他の選手に混じって普通にシートノックを受けるところまで来ました。そう「普通に」です。
特別メニューでもなく、当たり前のように内野手にボールを戻したり本塁への返球を行ったり・・・
今までずっと先のことのように思えていたことが普通に出来たこと・・・このことの意義は計り知れなく大きなものだと思います。

それでも濱中選手も首脳陣も慎重な姿勢は崩していません。まずは2軍戦で実戦の守備について、後半戦からのスタメン・・・。これ以上ないくらいしっかりと足元を確かめながらの歩みです。

不安は無くなることは無いかも知れませんが、でも立ち止まることなく歩み続けて行かなくてはなりません。ゆっくりとでも・・・

試合の方は投手戦。
7回表に2対2の同点、ツーアウト3塁のチャンス。ここで杉山投手に代わって代打にコールされたのは濱中選手でした。
一打逆転の絶好のシーン。

レフトスタンドからは大きな拍手と歓声の後、「ハッピーバースデートゥユー」とハッピーバースデーソングが奏でられました。球場中に響き渡るハッピーバースデーソング・・・みんなで濱中選手のお誕生日を祝ったのでした。

ただし、打席の方は2ストライク2ボールからのスライダーに、濱中選手のバットは空を切りました。残念。

結局ゲームもサヨナラ負け。
折角のバースデーゲームを飾ることは出来ませんでした。

しかし濱中選手はこの記念すべき日に新たなる一歩を踏み出したのです。復活劇最終章への第一歩を・・・

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コメント

12日、シートノック練習をこの目で見ることが出来ました。感動しました。
今日も、お誕生日の練習と殆ど同じ内容をこなしていました。
シートノック以外にも、一塁での捕球や走塁練習…。
練習を見る機会を得る度に、少しずつ内容が実践に近づいていて、毎回感慨に耽っています。
少しずつ、少しずつ、その日が近づいていることを感じます。
焦らなくても、本当にその日近い将来にやってくるのですよね…。

P.S 今日は守備練習交代時に、スワローズの岩村選手に近づき、握手をしてご挨拶をしていました。
確か、同期だと思いますが、やはり心配して下さっていたのでしょうか…。
一軍グラウンドでの再会を喜んでいたのでしょうね!

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